肥薩線ぶらり旅ー後編ー⑫


 

白石駅

 

 

ここで建物外構を撮るには限界の時間が来てしまった訳です。

 

久しぶりの100年駅舎です。

霧島ー人吉間はこればかりでしたが、八代からの道のりには意外と少ない印象でした。

 

地形的な問題や、水害等によるんでしょうか


 

 

 

 

 

 

おなじみの内観です。

落ち着きます。


 

 


球泉洞駅です。

 

ここは隣地の休暇村キャンプ場のバンガロー含め、熊本アートポリスの一環なんでしょう、とにかく木材の可能性(意匠的方向)にいろいろと挑戦しているように思います


 

 

 

 

新建築かなにかで見たことはありましたが、ここにあるとは思いませんでした。

 

夜かつ、誰かご宿泊のようでしたので、三脚等をたてての時間をかけての撮影は無理でした。


 

 

 

 

 

 

 

 

漏れる光がきれいです。


これも、見たことあるけどここにあるとは知らなかった建物

先ほど同様バンガローです。

 

こちらは藤本壮介さんの作品なので、建築学生には有名かも。


350mm角の木材を積み上げていき、床、壁、天井さらにはいすやテーブル、棚などの区別がない空間をつくるといった感じのコンセプトだったような気がします。バンガローだからこそ可能だった、おもしろい挑戦だと思います。


しかしながら……

 

正直言って立地場所には驚かされました。駅前ではありますが、周囲に民家も何もない、主要国道は球磨川の対岸で、しかも道路の方がかなり高い位置、渡るための橋は車でも10分以上かかります。

 

正直暗すぎてかなり怖いです。騒ぐにはもってこいかもしれませんが、渓谷のため屋外の敷地は大して広くなく、バンガローも小さいため、屋内外ともに大人数には向いていないかも…

 

建築学生のみなさん、泊まるときは時間と食料と心に余裕をもってお越し下さいと忠告したい。いい場所なのですが、学生の行き当たりばったり旅行でくると良くないという意味ですのであしからず。

 

 

 

 

そんなこんなで、今回は12回にも分けてしまいましたが、これにて今回の旅の記録は終了です。

 

 

最後は日没後、かなり感度をあげて撮影したため、「見れればいいや」状態です。すみません。

 

 

八代ー人吉間は球磨川沿いに走っており、特に鉄道路線と国道が対岸だったため既に周囲に人気のない駅も多々ありました。無計画の旅でも廃校が二つも見つかるくらい人口減少も顕著でした。

 

 

いろいろ考えもしましたが、うまく意見をまとめられるほど知識も経験もないため、もっといろいろ探しにいきたいなぁという何の結論でもない意見でこの場は逃げさせていただきます。

 

⑫編にも渡って長々書かせていただきありがとうございます


➡️工場夜景を撮りに行ってみました。後日アップいたします